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様々な思考特性及び類似した考え方

ハーマンモデル(効き脳)

長所 GEが開発した人事研修をベースとしたモデルなので実践性が高くシンプルで汎用性に富み利活用しやすい。
短所 4つの象限で表現しているので、個々人の深堀に最適とは言えない。
向き チームビルディング、個人の概念的リテラシー
不向き 個人の性格的な深堀り、理解、心的治療

概略
米ゼネラル・エレクトリック社(GE社)で社員教育責任者であったネッド・ハーマン(Ned Herrmann)が、脳に関する2つの理論からハーマンモデルを構築しました。
一つは、ロジャー・スペリー(カリフォルニア工科大学教授・ノーベル賞受賞)によって証明された、右脳・左脳は互いに独立しており、異なった働きをしているという「右脳・左脳モデル」、もう一つは、ポール・マクリーン(アメリカ国立精神衛生研究所・脳進化と行動部門主任)によって明らかにされた、脳は進化の段階において3つの層からなり、それぞれの働きが異なるという「三位一体型脳モデル」です。
ネッド・ハーマンはこの2つの理論を組み合わせ、1977年に「ホールブレインモデル」(全脳モデル)を構築しました。
そして、大脳新皮質側の左脳を「A」、辺縁系側の左脳を「B」、辺縁系側の右脳を「C」、大脳新皮質側の右脳を「D」と名づけ、それぞれに青(A)、緑(B)、赤(C)、黄色(D)の色を割り当て、脳の4象限モデル、すなわち「ハーマンモデル」を構築したのです。
ハーマンモデルは現在までに、世界各国で200万人以上の利用実績があります。
(抜粋 FORTINA INC.ホームページ)
(参考 『ハーマンモデル』)

 

ストレングスファインダー

長所 まさに『強み(ストレングス)を見つける(ファインダー)』であり、自分の強みを(34の強み因子から)見つけるには最適。強みを積み上げるに徹する思想ごと受け入れるもの。
短所 あくまでも強みであり弱みへの対応に弱み。強みには34の因子しかないのか?自分の『強みの5つの要素』は分かっても、だから結局自分はどんな強みを持っているのかの複合性の視点にかける。結局どう生かすの?が弱い。
向き 自分の強みを明確にしたい個人向け。その強みをどうするかの考えを持っているひとには背中を押してくれるいい手法。プロジェクトのチーム編成で明確な資質を切り出してアサイン出来る人事スキルのある組織にはベスト。
不向き 34もあり、かつそのうちの5つとなると、組織での対応となると、要素が複雑すぎて対応を検討するにも明確に策を作り得ない。プロジェクト運営でありかなり精度の高い要員アサインが出来るプロジェクト組織以外では効果が出ない。
概略
ストレングスファインダーRとは、米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツールです。Webサイト上で177個の質問に答えることで、自分の才能(=強みの元)が導き出されます。ストレングスファインダーRにおける「才能」は次のように定義されます。 『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』すなわち、自分の思考、感情、行動の「特徴」そのものが「才能=強みの元」だと言うのです。
ストレングスファインダーRでは才能を34の資質(似たような才能の集まり)に分類しています。そして、その34資質のうち、最も特徴的(優先度の高い思考、感情、行動のパターン)な5つを診断結果として出します。
どんな資質でも二面性があり、無意識に使っていても十分に活かせて「強み」となっている場合と、時と場合と相手によってはむしろ「弱み」となってしまっている場合もあります。資質を意識して使えるようになると、「弱み」として見えている場面を少なくし、「強み」の部分を強化することができます。そして、すべての人がその人なりの才能を発揮しながら、人生をより輝けるものにすることができる。 これがストレングスファインダーRを活用する価値です。 (参考 『さあ才能を目覚めさせよう新版ストレングスファインダー2.0』)

 

MBTI

長所 いわゆるタイプ論であり、16の性格タイプから複合的したキャラクターを想定し、自らを同一化することで自らの性格を理解しやすくしている点でわかりやすい。そのキャラクターの特性から得意な職種や行動等をイメージさせ、自らのブラッシュアップに利用するイメージ。
短所 16のタイプを複雑に掛け合わせているので、対局を把握しにくい。また一つの要素が揺れるとキャラクター自体が変わってしまう弊害がある。充分なファシリテーションが必要。個人の性格として把握しやすいが組織としてどう利活用するか合わせてコンサルに大きな力量が求められる。
向き 個人の自信を深める。ステレオタイプ的なキャラクターに納得性を持つことで、自信を深め明確な対応をイメージする。個人向き。
不向き 組織や対外、多数との関係性の中で改善等に使うには複雑。
概略
MBTI(エムビーティーアイ:Myers-BriggsTypeIndicator)は1962年に初版が完成しました。
MBTI はキャサリン・クック・ブリッグス(Katharine C.Briggs)とその娘イザベル・ブリッグス・マイヤーズ(Isabel B.Myers)という親娘によって、ユングの心理学的タイプ論の考えをもとに1962年に開発されました。
MBTIは、心の機能と態度の側面からみたものです。それらは、「ものの見方(感覚・直観)」と「判断のしかた(思考・感情)」及び「興味関心の方向(外向・内向)」と「外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)」の4 指標であらわされ、16 タイプに分類してとらえようとします。MBTI は、16タイプそれぞれの強み、特徴、そしてその人の今後の課題を整理し、個人の成長や人と人との違いを理解し、周囲の人との人間関係作りにも役立てることができます。
(抜粋 日本MBTI協会ホームページ)
(参考 『あなたの天職がわかる16の性格』)

 

TA交流分析

長所 心理学視点で専門家の導きの中心的障害を乗り越える具体的な手法として優れているし分かりやすい。
短所 専門家による治療分野であり一般的な人間関係の改善等の領域には簡便性に欠ける。
向き 心的治療
不向き 一般的な利活用
交流分析(Transactional Analysis)は、精神分析に基礎を奥力動的視点を持ち、観察できる行動に焦点を当て、人間学的心理学の哲学を持った統合的な心理療法です。1950年ごろにアメリカの精神科医のエリック・バーンが創始され、人間の変化と成長の為の心理学理論と技法として発展してきました。
4つの基本理論と基礎となるストローク理論で構築されています。
構造分析
私たちの心を、3つの「自我状態」(自分のあり方)に分けて理解します。今の自分の特定の自我状態に気づくことで、自我状態を自発的に切り替え、過去に縛られない、自律的な自分を再発見していきます。
やり取り分析
自分と同じように、相手の心を自我状態として理解することができます。
両者の間では、ある自我状態からメッセージを出し、ある自我状態で受け取っているという「やり取り」が行われています。
それらを矢印で表し、繋がる交流、途絶える交流、裏のある交流として分析して、自律的なやり取りを行うようにします。
ゲーム分析
何度も繰り返され最後には嫌な気分で終わる、こじれる関係の進行を「ゲーム」と呼びます。このゲームに気づくことで、複雑な人間関係のからくりについて理解を深め、ゲームを手放した有意義な時間をすごしていきます。
脚本分析
人は、子どものころに描いた人生のシナリオ(脚本)に沿って生きています。
行き詰まりを感じる時には、知らず知らずのうちに自分を縛りつけ、駆り立てていることが多いものです。
それらに気づき、否定的な脚本を手放すことにより、自分の本当の力を発揮した自律的な人生を見つけることができるでしょう。
ストローク
人と人とが関わるとき、人間が生きるために必要な心の栄養「ストローク」が交換されています。
ストロークには、受け取ると心地のよいプラスのストロークと、嫌な気分になるマイナスのストロークがありますが、ストロークが足りないと、人間は心身の健康を保つことができません。
そのとき人は、ゲームなどのマイナスのやり取りをすることで人と関わり、ストロークを得ようとするのです。
このマイナスのやり取りの多くは、生きるために身につけた脚本に基づいています。
交流分析を学ぶことで、プラスのストロークを交換する適切なやり取りを行い、否定的な脚本を手放し、親密で協働できる温かい人間関係を築いていくことができます。
(抜粋 日本交流分析学会ホームページ)
(参考 『分析交流のすすめ』)

 

エニアグラム

長所 9つに割ることでより細目にプロットされ、驚くほど個人の性格を具体的に描き出している。
短所 9つもあるので、実社会での人間関係における対応にはスピード感がない。あくまでも個人の内省に最適。
向き 個人の内省と改善。
不向き 組織や社会関係での適応。

概略

エニアグラムがどこで生まれたのか、歴史はまだはっきりとわかっていません。この図は、もともとは宇宙万物の本質を表す象徴であり、その起源は古代ギリシャ、あるいは古代エジプトにまでさかのぼるとも言われています。
エニアグラムの性格論は、1960年代に作られたもので、1970年代からアメリカで精神医学や心理学の研究者が注目し、研究を重ね、理論を発展させ続けているもので、新しい人間学、心理学として世界各国に広がっています。
このように、エニアグラムは古い根に育った新しい木であるということができます。古代からの知恵に新しい心理学が導入されています。また、人の心に深く語りかけてくるので受け入れやすく、日本でも人間関係改善のために学ぶ人が増え、教育関係者、弁護士、医師、心理療法士のほか、大手企業でも研修に導入するところが出ています。
エニアグラムにおいては、性格を9つのタイプに分けています。それらの特性は、人間の行動特性に応じて、分類整理されたものです。私たちが持つ根元的な恐れや欲求に関係しています。
(抜粋 日本エニアグラム学会ホームページ)
(参考 『9つの性格』)

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